
株式会社ライフプロモート様の会社移転に伴う、事務所棟の引っ越し手配から新事務所内の空間プロデュースをビジネスソリューション事業部で担当させて頂きました。
新社屋への移転に至った背景を教えてください。
また解決したかった課題はありますか?
株式会社ライフプロモート 原口 法子様(以下、原口様)
在庫量や作業量が増大し、外部倉庫に保管や作業を委託する必要があり、
売上の拡大に伴い、経費も増大してしまうという状況にありました。
また、トラックバースが少ないために搬出入車両の出入りが煩雑になるなど、
社屋が手狭になってきたことが、業務効率にも影響を及ぼしていました。
これらの課題を解決すべく、このたび新社屋へ移転することとなりました。
同時に、作業場のみではなく、事務所や休憩室などのレイアウトについても、
職場環境の改善が実現できるよう、計画を立てることとなり、
お力添えをいただくことにいたしました。


空間デザインにおいて、こだわった事・工夫した事
(原口様)空間デザインにおいては、社員の働きやすさと業務の効率化を重視し、いくつかの工夫を取り入れました。
まず、これまでは親会社と共同で使用していた応接室や会議室を、新社屋では自社単独で保有できるようになりました。
これによりスケジュールの自由度が増し、社内外の打ち合わせや商談もスムーズに行えるようになっています。
結果として、業務効率や社内のコミュニケーションの質も向上すると期待しています。
また、テストキッチンと会議室をつなげる設計とすることで、試作品の料理をその場でプレゼンテーションできる導線を確保しました。
食品関連の企画提案を行う当社にとって、実用性の高い設計となっています。
従業員の声を反映し、トイレの数も大幅に増設しました。
特に女性用トイレは、これまでの2基から8基に増やし、より快適に過ごせる職場環境づくりに努めています。
これらの空間的な工夫を通じて、社員がより快適に、そして効率的に業務を遂行できる職場を目指しました。


弊社の提案をどのように評価して頂いていますか?
(原口様)初めての社屋移転で不安や不明点も多かった中、宗村さんには非常に丁寧にご対応いただきました。スケジュール変更など急な相談にも柔軟かつ細やかに調整いただけたことで、安心してプロジェクトを進めることができました。
また、他社の事例をご紹介いただいたり、レイアウトや導線に関する具体的なアドバイスをいただけたことも非常に参考になりました。こちらの目線に立って親身に寄り添っていただけた点を高く評価しています


どんな事に注意しながら、提案をしていきましたか?
愛宕商事 宗村 要望を形にしていくため、まずは複数のレイアウト案を提案し、費用面に関しても後々柔軟に対応できるよう幅を持って提案しました。
営業活動をほぼ止めることなく移転を進めるために、什器メーカーや引っ越し業者と密に連携し、各社のエキスパートを配置してもらいました。現地調査を何度も行い、スムーズな移転作業を実現するために、打ち合わせを繰り返しました。
特にスケジュール調整には細心の注意を払い、移転日は絶対に動かせない状況であったため、レスポンスを迅速に行い、遅れがないよう徹底しました。
レイアウトに関しても、最終的な変更がギリギリまでありましたが、柔軟に対応し、新社屋での業務環境が最適になるよう調整を重ねました。


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